日本におけるクリスマスはなぜか「カップルがイチャイチャする日」として認識されている。これはいつ頃からの傾向なのだろうか。調べてみると、1980年前後から少しずつ「恋人同士で過ごす日」という感覚が広がり始め、バブル期になっ […]

日本におけるクリスマスはなぜか「カップルがイチャイチャする日」として認識されている。これはいつ頃からの傾向なのだろうか。調べてみると、1980年前後から少しずつ「恋人同士で過ごす日」という感覚が広がり始め、バブル期になって一気に定着したという説が有力なようだ。実際、バブル時代のクリスマスに対するカップルの意気込みは凄まじく、そのデートは相当気合が入ったものであったという。

そんな「バブル期の本気クリスマス」について、今の若い女性たちはどう感じるのだろうか? そこで、バブルを知らない女性3名による女子会を開催。当時のカップルの過ごし方について、感想を述べてもらった。

記事配信:じゃらんニュース

向かって左からクロカワ氏、ササキ氏、アイザワ氏

集まってもらったのは、バブル未経験女子の3名。向かって左からクロカワ氏、ササキ氏、アイザワ氏。3名のバブルのイメージは“みんな、すごくお金を持っている”くらいで、ほとんどよく分からない世界のようだ。ちなみに、この記事を書いているライター(27歳・男)も、生まれた頃にちょうどバブルがはじけた世代なので、バブルのエピソードを聞いても都市伝説としか思えない。

なお、今回は参考資料として、バブル時代に発行された某男性向け雑誌を使わせてもらった。簡単にいえば「男性がモテるためのいろはが詰まった雑誌」であり、当然、クリスマスデートにまつわる指南も、がっつり特集を組んで紹介している。

その力の入れようにすでに身震いしているが、さっそくバブル期の「本気クリスマス」の世界をのぞいてみよう。

女子会

バブル期のクリスマスデートプランとは?

バブル期のクリスマスデートプランとは?

まず女性陣が驚いたのは、クリスマスの夜を過ごすための「シティホテル問題」である。
当時は高級なシティホテルで甘い夜を過ごすのがシャレオツだったようだ。当然イブやクリスマス当日は予約ひとつ取るにも激戦必至。例えば「赤坂プリンスホテル」には、1年前から予約が殺到していたらしい。また、別のホテルでは、夏の段階で執事付きの部屋(37万5000円)を含め、高い順に部屋が埋まっていったという。恋人がいようがいまいが関係ない。とにかくホテルを押さえないことには、リングにさえ上がれないのである。

バブル期のクリスマスデートプランとは?

ササキ:バブルすごい……。お金の使い方が派手だね~。

クロカワ:でも、恋人がいなくても予約していたとは……。恋人のために準備しているわけじゃないから、私はちょっと嫌かな。

アイザワ:恋人じゃない人に37万5000円のホテルを「予約したよ」って言われたら、どう思うんだろう……。ものすごく恐縮しそうだよね。私と過ごす1秒って一体いくらなんだろうとか考えちゃって、料理の味もわからなくなりそう(笑)

ササキ:クリスマスにわざわざ予約してくれるのは嬉しいけど、そこまで気合が入りすぎているとプレッシャー感じちゃうよね。でも、当時は普通のことだったのかな?

クロカワ:もちろん相手を喜ばせたいんだろうけど、それ以外にも「クリスマスというイベントを成功させたい」って、自分のために頑張っていたところもあるような気がする。

アイザワ:たぶんこの頃は「クリスマスに彼女がいなきゃいけない!」って、切迫感が今より強かったのかも。

ササキ:今、夏から予約している人なんている?

クロカワ:少なくとも私の周りでは聞いたことない。私は、みなとみらいとかお台場のデート終わりに「空いてたら泊まっていこうか」ぐらいの方が楽だな~。

バブル期のクリスマスデートプランとは?

当時のイケてるクリスマスディナーといえば、「フレンチ」一択。当時のフランス料理は今以上に敷居が高く、贅沢な料理の代表格であったという。だからこそ、ここ一番のクリスマスディナーには最適だったのだろう。特に夜景の見える高級フレンチには多くのカップルが訪れていたそうだ。なお、当時の文献によれば、ディナーの予算は平均2万円ほど。

バブル期のクリスマスデートプランとは?

ササキ:高級フレンチは普通にうれしい。大賛成! ただ、夜景が見える場所じゃなくてもいいかな。景色よりも料理! ムードより味!

クロカワ:私も素敵だと思う。ただ、高級フレンチってマナーとか難しそうだし、無理してる感じが伝わってくると、少し気の毒に思えちゃうかも。

アイザワ:相手もだけど、私自身がテーブルマナー苦手だから、それよりも手作り料理の方が感動するかも。

ササキ:私は、テーブルマナーがわからないのに頑張っている感じも含めて好感が持てるな~。初々しくて可愛いと思わない?

アイザワ:う~ん。部屋を装飾して、料理を作ってくれる姿の方が可愛いかな。

ササキ:確かにそっちもいいな(笑)。そもそも、今って若い人あまりフレンチとか行かないもんね。私は好きでフランス料理のお店に食べに行くことがあるんだけど、やっぱり40代以降がメインな気がする。

クロカワ:普段から行き慣れている人だったらいいのかもね。ただ、私はカジュアルなお店の方が気楽かな。もしくは買ってきたフライドチキンとかで十分。

バブル期のクリスマスデートプランとは?

ちなみに、バブル時代はどんなクリスマスデートが主流だったのだろうか? 参考までに、とある雑誌のクリスマス特集にて「バブル期の必勝デートプラン」として紹介されていたのが以下である。

13:00広尾でカフェ。
14:30代官山でショッピング。
16:30有楽町で映画。
19:30銀座でディナー。
21:30六本木のジャズバー。
23時に白金のホテル。

なるほど、抜かりない。抜かりなくおしゃれだ。ちょっと慌ただしい気もするが……。ちなみに、中にはリムジンをチャーターし、タキシードを着てくる男性もいたそうだ。バブルすごい! 今だったら、プロポーズでもそんなことしないだろう。

バブル期のクリスマスデートプランとは?

アイザワ:1日でこんなに回るのは疲れそう……。二箇所くらい減らしてもいいんじゃない? タキシードは……、もし着てこられたら私はちょっと困るかな。

クロカワ:タクシーでも贅沢なのに、リムジンだからね。しかも、タキシード。……またもやプレッシャーが(笑)。恐れ多いんだよな~、すべてが。それがバブルというものなのかもしれないけど……。

ササキ:でも、東京観光ツアーみたいで楽しそうじゃない? タキシードはまあ……うん。

アイザワ:楽しそうだとは思う。でも、できればもう少しゆったり過ごしたいかな。

ササキ:私は逆だな~。1日一緒に過ごすならいろんな場所に行きたい派。バブルに合ってるのかも(笑)。

クロカワ:スポット自体は良いんだけど、移動で疲れそうだよね。あ、だからリムジンなのか。うーん、でもな~。

アイザワ:ほかの雑誌を見てみると、この頃って「ミサを聴きに教会に行く」のも流行ってたみたいだよ。私はこれだけでいいかも。あれこれ回るより、一つ何か思い出に残るイベントがあればいいんじゃないかな。実際、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」のミサを聴きに行ったことがあるけど、クリスマスだとなおさら感動すると思う。



出典元

出典元:じゃらんニュース

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