「初午(はつうま)」とは?どんな行事?いつ?何をするの?その由来は?その他、稲荷神社で行われる初午祭、油揚げやいなり寿司など初午の食べ物を徹底解説! 初午に行われる京都の伏見稲荷大社の初午大祭や鹿児島神宮の初午祭をはじめ […]

「初午(はつうま)」とは?どんな行事?いつ?何をするの?その由来は?その他、稲荷神社で行われる初午祭、油揚げやいなり寿司など初午の食べ物を徹底解説!

初午に行われる京都の伏見稲荷大社の初午大祭や鹿児島神宮の初午祭をはじめ、例年行われる日本各地の稲荷神社のお祭り情報もお届けします。

※この記事は2020年11月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

初午(はつうま)とは

初午(はつうま)とは、一般的に、初午の日に行われるお祭りや風習をさします。

初午ということばは、2月最初の「午(うま)の日」からきています。和銅4年(711年)2月初午の日に稲荷大神が稲荷山に鎮座したゆかりの日なので、その年の2月最初の午の日を初午と呼びます。初午の日にちは、その年ごとに変わります。

初午には、全国各地の稲荷神社で「初午祭」というお祭りが行われます。稲荷神社に祀られている穀物の神様が初午に降臨したとされることから、初午に稲荷神社を参り、五穀豊穣を祈るようになりました。
稲荷神社の「稲荷」は「稲生り」に由来するとされ、「おいなりさん」と親しみをもって呼ばれています。

初午はいつ?

午の日の数え方

昔は日付を十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳 ・午・ 未・申 ・酉・ 戌・亥)に当てはめて数えていました。

「子」「丑」「寅」と続いて「亥」で一巡すると、「子」に戻ります。このように日付を数え、2月の最初にやってくる「午」の日が「初午」です。

2021年の初午は2月3日(水)

毎年日にちが変わる初午。2021年は2月3日(水)です。

  • 2021年

  • 2月3日(水)

  • 2022年

  • 2月10日(木)

  • 2023年

  • 2月5日(日)

  • 2024年

  • 2月12日(月)

  • 2025年

  • 2月6日(木)

初午の由来

稲荷神社

初午の由来は京都・稲荷山の麓に位置する「伏見稲荷大社」にあります。全国に約30000社あるといわれている稲荷神社の総本宮です。

奈良時代の711年(和銅4年)、初午の日に穀物の神様「稲荷大神」が稲荷山に鎮座されたとされ、稲荷大神を祀るために初午に執り行われる「初午祭」が全国に広がったといわれています。春の兆しが感じられる初午に、その年の豊作を願って稲荷神社を参拝する習慣が現在も続いています。

地方によっては初午祭を旧暦で行う稲荷神社もあります。また、2月2回目の午の日(二の午)、3回目(三の午)にも祭礼を行うところもあります。

初午に稲荷神社にお参りする意味やご利益は?

稲荷神社

稲荷神社といえばキツネを思い浮かべる人も多いのでは。ただし稲荷神=キツネではなく、キツネは稲荷神の使いといわれ神様を守る存在です。

豊作を願い稲荷神を祀る風習と、稲荷神の使いであるキツネが家を守ってくれるという考えから稲荷信仰が広がりました。

稲荷神はもともと五穀豊穣の神様ですが、今では商売繁盛、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神として信仰されています。そのため、「初午祭」では、五穀豊穣だけではなく様々なご利益を祈願するために多くの人が稲荷神社を訪れています。

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初午のお供え物・初午に食べるもの

いなり寿司

いなり寿司

キツネの好物といえば「油揚げ」。初午に油揚げだけではなく、油揚げにすし飯を詰めたものを奉納したのが「いなり寿司」の始まりだそうです。キツネの好物である油揚げに、稲荷伸のおかげでもたらされた米を詰めるようになったとか。

東日本では米俵に見立てた俵型、西日本ではキツネの耳にちなんで三角型が主流だそうです。

初午団子

初午には蚕の神様を祀る行事も行われます。「初午団子」は繭がたくさんできるよう願い、「まゆ」の形をした団子を作って神様にお供えしたのが始まりだとか。養蚕が盛んな地域に多く見られます。

現在も汁物やぜんざいに入れたり、焼いて醤油などで味付けをしたり、様々な食べ方で親しまれています。

しもつかれ

栃木県を中心に北関東に伝わる郷土料理で、鬼おろしですった大根と人参に、鮭の頭や油揚げ、野菜、大豆、酒粕などを入れて煮込んだ料理です。「宇治拾遺物語」「古事談」などに登場する「酢むつかり」を起源とする説もあります。

たくさんの家のしもつかれを食べると病気にならないと言われ、近所で交換して食べるそうです。

日本各地の初午祭

伏見稲荷大社の初午大祭【京都府】

(画像提供:伏見稲荷大社)
(画像提供:伏見稲荷大社)

「伏見稲荷大社」は全国に30,000社あるといわれる稲荷神社の総本宮。毎年2月の初午の日に行われている「初午大祭」は、稲荷大神が稲荷信仰の原点である稲荷山の三ヶ峰に初めて鎮座された和銅4年2月の初午の日をしのび、大神の広大無辺なるご神威を仰ぎ奉るお祭です。

社頭で参拝者に授与されている「しるしの杉」は商売繁昌・家内安全の御符として、古くから拝受する風習があります。

■伏見稲荷大社
[住所]京都府京都市伏見区深草薮之内町68番地
[日時]2021年2月3日(水)8時~
[アクセス]【電車】JR奈良線「稲荷駅」より徒歩直ぐ、京阪本線「伏見稲荷駅」より東へ徒歩約5分【車】阪神高速道路「上鳥羽出口」より 約10分 ※アクセスの詳細はこちら
[駐車場]有/無料
「伏見稲荷大社」の詳細はこちら

笠間稲荷神社の初午祭【茨城県】

(画像提供:笠間稲荷神社)
(画像提供:笠間稲荷神社)

「笠間稲荷神社」のご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、正一位という最高の位をもつ神様。金運・仕事運・商売運のパワースポット としても知られています。

「事始め」「仕事始め」の日として大切にされている「初午祭」、一陽来復と全てのものの蘇り、そして作物の豊饒を願う神事です。「笠間稲荷神社」では新暦と旧暦の2月に行われています。

■笠間稲荷神社
[住所]茨城県笠間市笠間1番地
[日時]2021年2月3日(水)7時30分~、3月23日(火)7時30分~
[アクセス]【電車】JR常磐線「友部駅」→JR水戸線「笠間駅」より徒歩約20分またはタクシーで約5分【車】東京方面から常磐自動車道→北関東自動車道「友部IC」より国道355号経由約15分 ※アクセスの詳細はこちら
[駐車場]有/無料 ※地蔵前駐車場は時期により有料となります
「笠間稲荷神社」の詳細はこちら

冠稲荷神社の初午大祭【群馬県】

(画像提供:冠稲荷神社)
(画像提供:冠稲荷神社)

古墳時代の6世紀より約1500年もの間、数々の祭祀祭礼が行われてきた「冠稲荷神社」。源氏にゆかりが深い神社としても知られています。

「初午大祭」は山の神が神馬にのって里におりたつ初午の日、春の訪れを祝うお祭り。旧暦の初午に近い3月、群馬県指定天然記念物「冠稲荷のボケ」の花の咲く頃に毎年開催されています。

ランドセルなどのお祓いをしてもらえる「初午開運安全幸福祈祷」や「義経公・義貞公 厄除稚児行列」「細谷冠稲荷獅子舞」などが行われ、桜の開花中は、ライトアップされた夜桜も楽しめます。

■冠稲荷神社
[住所]群馬県太田市細谷町1番地
[日時]2021年3月21日(日)9時~16時
※マスクの着用をお願いします。また、ご祈祷に参列される方は手指消毒と検温のご協力もお願いします。
[アクセス]【電車】東武伊勢崎線「細谷駅」より車で約5分【車】北関東自動車道「伊勢崎IC」より約25分 ※アクセスの詳細はこちら
[駐車場]有/無料
「冠稲荷神社」の詳細はこちら

祐徳稲荷神社の初午祭【佐賀県】

(画像提供:祐徳稲荷神社)
(画像提供:祐徳稲荷神社)

「祐徳稲荷神社」は年間に約300万人の参拝者が訪れる県内屈指の観光スポット。商売繁昌、家運繁栄、大漁満足、交通安全などにご利益があると言われています。

「初午祭」は、稲荷大神様が御鎮座されたご縁日に行われます。深夜0時より商売繁昌なども祈祷が開始され、一日中賑わいます。境内では、平戸神楽、面浮立、一声浮立、他民謡などが奉納されます。

■祐徳稲荷神社
[住所]佐賀県鹿島市古枝
[日時]2021年2月3日(水)10時~15時
[アクセス]【電車】JR長崎本線「肥前鹿島駅」よりタクシーまたはバスで約10分【車】長崎自動車道「武雄北方IC」または「嬉野IC」より鹿島方面へ30~40分
[駐車場]有/無料
「祐徳稲荷神社」の詳細はこちら

鹿児島神宮の初午祭【鹿児島県】

(画像提供:鹿児島神宮)
(画像提供:鹿児島神宮)

「鹿児島神宮」の御祭神は海幸山幸の神話によるところの社で、創祀は遠く神代にあって、又皇孫神武天皇の御代とも伝えられています。

鹿児島神宮の「初午祭」は旧暦の1月18日に近い次の日曜日に開催されます。鈴かけ馬の踊りと踊り連の舞を鹿児島神宮に奉納し、牛馬をはじめ家畜の安全や多産・五穀豊穣・厄除け・家内安全を祈願します。歴史ある伝統行事として国の無形民族文化財にも指定されました。

■鹿児島神宮
[住所]鹿児島県霧島市隼人町内2496番地1
[日時] 2021年3月7日(日)9時~16時(祭りを大幅縮小する可能性あり)
[アクセス]【電車】JR日豊線「隼人駅」より徒歩約15分【車】東九州自動車道「隼人西IC」より車で約10分 ※アクセスの詳細はこちら
[駐車場]有/無料
「鹿児島神宮」の詳細はこちら

◆監修/和文化研究家 三浦康子

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出典元

出典元:じゃらんニュース

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